わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。ヨハネ13:34
えこひいきは母親から受けました。父への強い不満をいだいていたので、特性を受け継いだわたしを嫌ったのです。妹との差別ははなはだしく、いじめに等しいものでしたが、父は一切関わろうとはしません。もしかしたら、どう対応したらいいのか判断できなかったのかもしれません。
大人になってもこの体験はわたしの性格や人間関係に、マイナスの効果をもたらしていたのは当然です。発達障がいを抱えた多くの人たちは、同じように親からの虐待に近い扱いを受けています。生きづらさの原因の1つはこれでしょう。
虐待は止めるだけでは不十分です。息の長いアフターフォローがなければ、親子ともども大変つらい人生を送ることになります。一部の虐待体験者が立ち上がり、大人の救済が必須であることを広く世の中に訴え始めました。
ぜひ自分には関係ないとそっぽを向かずに、関心を持ってこの問題に積極的に関わってくれる人が、今後増えますようにお祈りします。
かくいうわたしは、好き嫌いが激しくえこひいきがはなはだしかったのですが、克服できたのはみ言葉の力です。聖書をわきに置いている人たちには、理解しにくいかもしれません。自力での克服がどれだけ困難か、嫌というほど味わったからこその理解なのです。
~本日のお祈り~