今回はおとめマリアより生まれの2回目です。
神はクリスマスにおいて、マリアをキリストの母としてお選びになりました。わたしたちはこの出来事を通じて、罪のゆえに御前に誇るべき何ものもない卑しいわたしたちを、なお憐れみのゆえに顧みてくださる事を知って、神を喜びます。
使徒信条が、イエス・キリストはおとめマリアより生まれた、と主張するのはイエスが神からのものである事を強調するためだけではなく、他のすべての人々と同じこの世に、「罪を他にしては、私たちと全く同じひとりの人間として」として生まれた事を、力説するためにあるのです。
それは神がわたしたちと共にいて(インマヌエル)くださるの出来事であったのです。